2013/12/26

Java + Selenium Web Driver 2.x の入門書 or 記事

仕事で Selenium Web Driver 2.x(言語は Java )を使う予定なので書籍や入門記事を読んでいます。参考になりそうな書籍や記事を以下に挙げておきます。

書籍


Selenium 2 Testing Tools: Beginner's Guide


入門者はこれくらいでしょうか。残念ながらAmazonの評判よくありませんね。買って読んでいますが、少し解説が親切ではない印象です。

また、Web Driver の解説が少ないようです。良い点は intelliJ と JUnit 4 を使った例が解説されている点、きれいなテストコードを書くためのデザインパターン(PageObject Patternなど)が解説されている点です。





記事


公式のチュートリアルです。Web上では最も情報が多い印象です。

The 5 Minute Getting Started Guide


リポジトリを置いている Google Code 側にもチュートリアルがあります。本家との住み分けは分かりません。こちらはものすごい初歩的な内容とデザインパターンの解説があり、その間のドキュメントに乏しい点が残念です。

WebDriverの採用で生まれ変わったOSSのブラウザテストツール「Selenium 2」入門


解説が分かりやすく、例が具体的で参考になります。JenkinsやSelenium Grid とのからみが解説されている点も良いと思います。日本語の解説では一番良い印象です。

Selenium WebDriverでWebアプリのテストが変わる

解説は短いですが、例が具体的で良いです。冒頭の『Webのテストに超絶便利な「Selenium WebDriver」とは』という箇所で Selenium WebDriver を使うテストの登場人物(テストコード、driver、server、Webブラウザ)が図つきで解説されている点は初心者にとってありがたいですね。

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とりあえず最初に読むと良さそうなのは以上。新たに良い記事が投下されることはなさそうな気がしますが、見つけたらブログで紹介しますね。

2013/12/16

BIの使い勝手が悪いとBIからExcelファイルにエクスポートして、そのExcelを加工する業務が増えて生産性が落ちるのだそうな

日経コンピュータの記事で「超Excel」というのが紹介されていました。いったい何だろうと思って、読んでみました。いわゆる「オペレーショナルBI」とか「セルフサービスBI」と呼ばれている分野の製品の導入を推進する記事のようです。

(※ドラッグ・アンド・ドロップでBIのダッシュボードやレポートが作成出来る操作性の高いBI製品のことです。最近の主要なBI製品には入っているようです。)

日経コンピュータ - 人間BI脱出の切り札、超「Excel」

ここで書かれているBI導入の現実が生々しいです。現実を無視して、BIを導入して、あまりに使いづらいので、それを迂回するような運用が現場で取られ、結局、生産性は落ちてしまうという展開。

そこでエクシングの社内では、複数の営業担当者を束ねるマネージャーがBIソフトから必要なデータを抜き出し、Excelで集計・加工する方法が普及していった。外出が多い営業担当者は、自らExcelを操作してデータを集計・加工する時間はないため、マネージャーが作成したExcelのデータを参考に営業活動を進めていた。
(「人間BI脱出の切り札、超「Excel」記事より引用) 

それに対して、最近のBI製品ではドラッグ・アンド・ドロップで現場の人が作りたいレポート・ダッシュボードが比較的に簡単に作れるようになっているので、そういうのを使いましょうという紹介でした。

記事中では QlickView Tableau が紹介されています。これの他に Jaspersoft も同様のことができます。



文字コード変換を簡単に行う Eclipse プラグイン = CharsetConvプラグイン

Windows向けに書かれた書籍のサンプルコードをMaxのEclipse上でビルドなどしている際に、ファイルの文字コードを変更したいケースがありました。

便利なプラグインがないか探していたところ、CharsetConvプラグインがちょうど良さそうでした。これを使うとEclipseのウインドウ上でファイルを指定して文字コード変換を行うことができます。



インストール方法や利用方法はこちらのブログで確認できます。



2013/12/15

よく使うサービスに2段階認証を導入

アカウント乗っ取りの類、、、恐ろしいですね。いまさらですが、最近使っているサービスにひと通り2段階認証を導入して、アカウント乗っ取り対抗策を取りました。

導入方法は以下を参考にしました。




もしみなさんもまだやってなかったら導入を検討してみてください。



2013/12/02

Jaspersoft Studioの翻訳マニュアルの一部を翻訳しました

BIソフトウェアベンダーであるJaspersoft(本社はSan Francisco)のユーザ会の間でJaspersoft Studio(レポートのデザインツール)の翻訳を進めようという話が進んでいます。

私も3つある翻訳マニュアルのうち以下の2つを翻訳してみました。




このドキュメントによると、利用者が翻訳をベンダに提案出来る仕組みができているようです。


  1. 利用者がキリの良い単位で翻訳
  2. その国際化バンドル(メッセージの翻訳部分をファイルに切り出したもの)をJaspersoftに送付
  3. Jaspersoftのリリース担当者が翻訳をチェックし、次のリリースに取り込む

他の商用オープンソース製品の翻訳がどのように運営されているのか知らないので、今回こういう仕組みを知って大変興味深いです。翻訳がどのように行われているのかも随時エントリを書いてみたいと思います。

Jaspersoft 製品のユーザコミュニティに興味ある方はこちらから参加ください。

(追記)ユーザ会の荒川さんがJaspersoft Studioの翻訳について書いています。