2013/07/13

「テスト駆動開発による組み込みプログラミングの集い」用サンプルの動作確認方法

7月20日に大阪で開催する「テスト駆動開発による組み込みプログラミングの集い」では、以下の手順でCppUTestを使った単体テスト環境を用意していただきます。


1. ビルド環境を用意する。

CppUTestをビルドする環境が必要です。OSによってやり方は異なりますので、自分の環境に合わせて用意してください。各環境のインストール方法は割愛します。

  • Windows
    • gcc(cygwin)
    • Visual Studio(2010以上)※注意参照
  • Mac
    • gcc(XCodeに付属)
  • Unix/Linux
    • gcc

(注意)CppUTestはVisual Studio 2008に対応していますが、準備の都合で2010以上とさせていただきました。

2. サンプルをダウンロードする。

以下のURLからダウンロードできます。適当なディレクトリに解凍してください。パスに空白を含まないディレクトリが良いかと思います。

3. サンプルをビルドし、テストを実行する。

以下の手順で、CppUTestおよびサンプルコードをビルドして、実行ファイルを作成し、その実行ファイルを実行するとテスト結果が表示されます。ビルドの仕方はツールによって異なるので注意してください。

(a) gccでビルドする場合 (Windows上でcygwinを使う場合も含む)

> cd (トップディレクトリ)
> make

(b) Visual Studio 2010でビルドする場合

<サンプルのルートディレクトリ>msvc/tdd4ec/tdd4ec.sln を開いて、ソリューションファイルをビルドしてください。ビルドが完了したら「デバッグなしで実行」してください。

4. テスト実行結果を確認する。

以下のような結果が出ればOKです。

$make
make -i -f Makefile_tdd4ecRunning tdd4ec_tests...........OK (11 tests, 11 ran, 24 checks, 0 ignored, 0 filtered out, 0 ms)